観察できる主なトンボの種類と
観察のコツ

活動するトンボの種類は、季節や時間や場所によって大きく異なります。水面に活動するトンボは、おもに“なわばり行動”や“産卵”のためです。また林間や草原を主たる活動の場としている種類もありますので、あらかじめ図鑑などで目的の種類の生態を調べてから観察に出掛けるとよいでしょう。一般的には活動が盛んな、晴れた日の午前中が観察には適しています。

種名 出現期 生息場所 活動時間
ベニイトトンボ 7〜9月 全域・日陰 日中
モノサシトンボ 5〜10月 全域・日陰 日中
コバネアオイトトンボ 6〜11月 全域・日陰 日中・秋産卵
オツネントンボ 7〜5月 南側 午前中・春産卵
ムカシヤンマ 5・6月 晴天日中
フタスジサナエ 5・6月 中央〜奥・樹上 日中
サラサヤンマ 5・6月 奥・林間の湿地 午前中
アオヤンマ 5〜8月 全域 日中、夕方捕食
マルタンヤンマ 6〜9月 中央〜奥 早朝と夕方捕食
トラフトンボ 4〜6月 全域 日中
ベッコウトンボ 4〜6月 全域 日中
ヨツボシトンボ 4〜6月 全域 日中
マイコアカネ 7〜11月 全域・夏は林間の下草 日中・秋産卵
コシアキトンボ 6〜10月 全域 日中〜夕方
チョウトンボ 6〜10月 全域 日中