背景・経緯

飯田市南信濃(長野県)と浜松市水窪町(静岡県)とを横断する古道「秋葉街道〜信
州街道〜」は、秋葉神社への「信仰の道」であり、遠州から信州への「塩の道」でも
ありました。
また戦国の世には、武田信玄が天下盗りを夢見て大軍進攻させた「戦略の道」でも
ありました。
長野県飯田市南信濃と静岡県浜松市水窪町とは古くからこの秋葉街道に沿っての
隣町で住民同士の深い付き合いがありましたが、近年、二県にまたがる行政の境界
はなかなか越えることができず、両市が一体となっての地域づくりや地域イベントの
立案・開催には大きな障害となっていました。
そして平成の時代を迎えた現在、21世紀初頭には全線開通するであろう、現代版
の秋葉街道であり塩の道でもある「三遠南信高規格自動車道」が現実のものとして
我々の目の前に姿を現しつつある今、「県境」という壁は我々の手で打破していか
なくてはなりません。このような歴史的背景の元に「峠の国盗り綱引き合戦」が
行われるようになりました。