常光寺山 麻布山 奈良代山
黒法師岳 不動岳 黒沢山 中野尾根山




常光寺山
登山シーズン 暑い8月を除けば、尾根は雑木が多いので、春から初冬まで楽しめます。
アカヤシオオツツジが山頂の次のこぶ周辺に点々と咲く5月初旬は得によいです。
参考コースタイム JR飯田線水窪駅(タクシー30分)山住神社
(20分)登山口
(1時間15分)常光寺山
(30分)展望のきく岩
(45分)水場
(10分)林道
(1時間15分)向市場駅
ワンポイント
アドバイス
標高1100メートルの山住峠直下にある山住神社では、年2回の大祭がある。4月17日の春祭りと11月17日の秋祭りで、秋祭りでは境内に露天商が店を並べ、大変なにぎわいを見せます。
山住神社では前もって予約をすれば食事付きの宿泊が可能。寝具もあり、最高で30人ぐらいまで。少人数では食事は出来ません。山のなかの神社に一泊するのも趣があります。
アカヤシオオツツジは、もう少し南に位置する岩岳山が有名で、シーズンには車もハイカーも行列になります。ただし、静かな山を楽しむなら常光寺のアカヤシオがよいでしょう。アカヤシオと言っても色は濃いピンクで、花はヤマツツジよりも大ぶりです。
問い合わせ
水窪町役場 0539−82−0008
水窪タクシー 0539−87−0118
山住神社 0539−87−1179
麻布山
登山シーズン ほとんど人工林の中を歩くため、花は期待できません。
寒い冬と夏場の暑い時期よりは、秋から初冬がシーズンです。
参考コースタイム JR飯田線水窪駅(タクシー30分)戸中橋
(50分)麻布神社
(50分)用兵地平
(40分)鳥居
(1時間20分)展望台
(30分)麻布山
(1時間15分)鳥居
(45分)麻布神社
(30分)戸中橋
(45分)水窪ダム
(タクシー25分)水窪駅
ワンポイント
アドバイス
遠方からマイカーで来る人は、前日に水窪ダムの休憩所泊を計画にくんでみたらいかがでしょう。休憩所は広く、自然木を使ったテーブルもあり、食事をするのにも便利です。そばには水道も公衆トイレもあります。
水窪町の町中に珍しい山肉専門店があり、イノシシやシカ肉を買うことが出来ます。シーズンに訪れると店内には猟師が射止めたシカがゴロゴロおいてあります。肉が注文できる時期は、11月中旬から3月末頃まで。
問い合わせ
水窪町役場 0539−82−0008
水窪タクシー 0539−87−0118
斉藤精肉店 0539−87−0052
奈良代山
登山シーズン 5月のゴールデンウィークのころからヤマヒルが活躍を始めるので、雨の日や雨上がりの新緑の山は特に注意が必要。安全な時期としては、夏が終わり、山々の木が紅葉し出す頃から晩秋まで。雪がくる12月から、雪が残る3月を除けば歩く人はまれです。
参考コースタイム 東名浜松IC
(2時間)戸中のゲート
(30分)造林小屋
(1時間45分)3等三角点
(45分)奈良代山
(1時間30分)戸中のゲート
(2時間)東名浜松IC
ワンポイント
アドバイス
南アルプス深南部を歩いていてヤマヒルに血を吸われた経験は1度や2度あると思います。多く棲息しているところは気を付けて歩くが、時たまいると食いつかれたのにわからず、後でびっくりすることになります。南アルプスでは木の上から落ちてくるヤマヒルは無く、落ち葉や石の上で首を振りながら動物や人間をねらっているので注意しましょう。
予防対策としては薬用アルボース石鹸を、靴下をはく前に足首から膝までこすりつけるのが効果があるようです。下山ご足を洗うのも楽。一番手っ取り早いのは虫除けスプレーを靴下をはいたまま振りかけることです。
中間地点にある三角点から尾根の右側に巻道がありますが、途中からガレ場が多くなるので、その時点で尾根にでてもよいでしょう。ただし、三角点えお過ぎたら尾根上を歩いた方が楽しいコースです。
鎌倉時代、北条時頼がこの地で痛めた足を治療したという伝説がある足神神社が、青崩峠へ向かう旧道沿いにある。足を酷使する登山者も一度は立ち寄ってみるとよいでしょう。
問い合わせ
水窪町役場 0539−82−0008
水窪タクシー 0539−87−0118
森林管理センター 0539−87−0370
黒法師岳
登山シーズン 登高尾根の踏跡は深南部の山には似合わないようなよい道であるきやすい。主脈尾根にでてから黒法師岳の間には大した距離はないが、クマザサが深いため、雪がくる11月頃までがよいでしょう。
参考コースタイム 東名浜松IC
(2時間)戸中のゲート
(1時間30分)日蔭沢
(15分)林道支線入り口
(15分)登山口
(1時間)支稜尾根
(1時間)鞍部
(30分)主脈尾根
(20分)黒法師岳
(45分)下り口
(45分)鞍部
(1時間15分)戸中のゲート
(2時間)東名浜松IC
ワンポイント
アドバイス
黒法師岳だけを往復するのは物足りない人は、バラ岳の頭へ向かう途中にある、1909メートルのこぶから西側に下っている支稜使えるので、回り道をしてもおもしろい。林道支線の終点の広場に下りるが、林道は崩壊で歩きづらい。しかし、登山口に戻る1周コースだけに満足感はある。
ハイマツの南限で知られる丸盆岳へあしをのばす人も多く、クマザサ帯も比較的歩きやすい。下り口から2時間で往復できる。
林道沿いにはヤマブキがあちこちに自生しており、6月中旬なら軟らかいものがたくさんとれて林道歩きも苦にならない。
問い合わせ
水窪町役場 0539−82−0008
水窪タクシー 0539−87−0118
森林管理センター 0539−87−0370
不動岳
登山シーズン このコースはササが占める割合が多いため、雪が消える6月頃から雪がくる11月頃までがシーズンです。ササは深いところで背丈以上あり、雪がつくとかなりやっかいです。
参考コースタイム JR飯田線水窪駅
(タクシー40分)戸中のゲート
(1時間45分)葵沢
(15分)登山口
(3時間)鎌崩ノ頭
(30分)鹿ノ平
(45分)不動岳
(40分)鹿ノ平
(30分)鎌崩ノ頭
(2時間)林道
(1時間30分)戸中のゲート
(1時間45分)水窪ダム
(タクシー25分)水窪駅
ワンポイント
アドバイス
尾根上にロマンティックな名前の「鹿ノ平」と言う場所がある。幕営地として最適で、水場は北側の上西河内の源頭だが、ササが深く時間もかかるので持参した方がよいです。
鎌崩は、尾根が両側に大きく崩れ、ナイフリッジになっている。尾根上を通るのは難しく、一般的には尾根の東側を巻く。上部よりかなり下部へ下がった方が楽で、少人数なら30分ぐらいで通過できます。
水窪ダムは大きな石を積んで出来た日本でも数少ないロックフィルダムです。このダムの北側を下っていくと、紅葉のきれいな山王峡渓谷にでます。渓谷をでたところに小さな鉱泉宿のしらかば荘があり、汗を流すことができる。入浴時間は11〜15時。入浴料は200円。
問い合わせ
水窪町役場 0539−82−0008
水窪タクシー 0539−87−0118
しらかば荘 0539−87−0938
黒沢山
登山シーズン 雪が降り始める11月初旬から、残雪が消える5月終わり頃までは、全山が深い密集したクマササ帯でるため、適さない時期です。梅雨が明けてからの夏と、天気が安定している秋がシーズンです。楽しめる時期が短い。
参考コースタイム 東名浜松IC
(1時間30分)水窪ダム
(40分)奈良代林道終点手前の大岩の登り口
(1時間45分)シャウゾ山
(3時間)黒沢山
(2時間30分)シャウゾ山
(1時間15分)林道
(30分)水窪ダム
(1時間30分)東名浜松IC
ワンポイント
アドバイス
水窪ダムからのびている奈良代林道には車止めのゲートがないので、一般車も常時はいることが出来、特に黒沢山へ登るには利用価値があります。終点近くになる頃林道の左側に大きな岩があるので、この岩を目印に行くとわかりやすく、20メートル下に登り口の標識があります。
黒沢山往復の大きなポイントは2カ所あります。シャウゾ山周辺のだだっ広いところと、黒沢山南面の六呂場峠へ通じる主脈上付近で、いずれもクマザサが深く、登りも下りも同じように時間がかかります。登った道を、下る際も必ず使用した方がよいでしょう。
1835メートルのシャウゾ山までは手入れされた幅広い一本道で、途中には明るい凹地もあり、御嶽山や恵那山が見える展望台も2カ所あり、ハイキング気分で楽しめます。
地形図をみると黒沢山から北西に張り出した後、南に下っている支稜は山慣れたパーティーのみが歩ける下山用の最短コースです。
問い合わせ
森林管理センター 0539−87−0370
中ノ尾根山
登山シーズン 年によっては5月下旬まで残雪があるので、雪が消える6月なら歩きやすくなります。しかし、特別よい時期もないので、雪がくる11月初旬までならいつでも。花もなく針葉樹とクマザサの山です。
参考コースタイム 東名浜松IC
(2時間30分)白倉権現駐車場
(2時間30分)白倉川橋
(4時間)中ノ尾根山北側の鞍部
(45分)中ノ尾根山
(45分)2214メートルから西南へ張り出している尾根
(20分)ガレの縁
(1時間)林道
(2時間)白倉権現駐車場
(2時間30分)東名浜松IC
ワンポイント
アドバイス
光岳へ縦走する場合の水場として簡単にとれる貴重な場所が1カ所あります。鶏冠山を穏やかに下って、池口岳の登りにかかる右下、つまり柴沢の源頭で、数分でいけます。夏頃尾根を歩いていると、水の流れる心地よい音がします。ここを過ぎると光小屋まで水はありません。池口岳の三角点周辺はこびろくて幕営によいです。
沢登りが苦手な人は、林道終点から2214メートル経由で単純に往復するだけがよいでしょう。終点近くには水の流れている沢もあります。ゲートから9キロ地点が終点。池口岳の地形図には林道が延びているようになっていますが、崩壊して通行できません。ここから登る道は巡視道で管理が行き届き、大変歩きやすいです。
中尾根山の山頂で主脈とわかれ、合地山方面へのびている尾根があります。この尾根はコブがいくつもあり、変化があっておもしろい。しかし、ササも倒木も多いです。ポイントは中尾根山から下る深いクマザサ地帯の通過です。けもの道が縦横に走る中をしばらく歩いて、やっとはっきりしてきます。合地山を過ぎて鋸歯一帯は15以上のコブがあります。熟達者のパーティーなら山頂を早く発てば、夕方には寸又峡温泉で入浴も可能でしょう。
問い合わせ
森林管理センター 0539−87−0370