野に山に咲くすみれたち

スミレ タチツボスミレ フモトスミレ
スミレ タチツボスミレ フモトスミレ
ごく一般に、道端や草むら、人家近くに見られるすみれ。明るく乾燥気味の所を好み、海岸から山地や草原に自生しています。学名マンジュリカ。 海岸近くから山地まで、様々な場所、様々な環境でも生育し、日本全土から東アジアまで幅広い地域に生育する、最もポピュラーなすみれ。 山地の明るい林の中などに見られる。花は白く小さい。葉は卵形で先が丸く、葉の裏は薄紫をしている。

ニョイスミレ ヒメミヤマスミレ シコクスミレ
ニョイスミレ ヒメミヤマスミレ シコクスミレ
平地から高地まで幅広い範囲で分布し、民家の周辺から道路沿い、林の中まで生育し少し湿り気味のところを好む。スッと伸びた茎と、小さな白い花がかわいらしい。 林の中の明るい所で、やや湿り気のあるところに生育する。 落葉樹林内の少し湿気のあるところに生育する。花は白色で中型、花びらに紫色の筋が入っている。地下茎で繁殖する。

オトメスミレ アケボノスミレ
オトメスミレ アケボノスミレ
純白なすみれで、花の後ろの距といわれる部分が少し紫色をしている。 花は、ピンク色で大輪。日本のすみれの中でも華やかなものの一つ。乾燥気味の明るい林の中に生育する。

葉 花 花
種 花 花

すみれの育て方ガイド
春 Spring
置き場所: 春はすみれの花咲く時期であり、愛好者にとって一番楽しい時期です。花の咲く時期は、日当たりが良く風通しの良い場所に置き開花を待ちます。
水やり: 原則的には、土の表面が乾いたらたっぷりと水をやります。
肥料: 肥料は、花後に液肥を週1回から付2回与えます。
病害虫駆除: せっかく育てたすみれも、病害虫の被害にあっては台無しです。ナメクジ駆除用の薬もいくつか出ていますので、鉢の廻りに置き防除する事が必要です。その他にも、アブラムシやハダニなどの駆除として、オルトランなどの散布が効果的です。また、ソウカ病(葉柄に白いぶつぶつができる病気)などの予防対策として、ダイセンの1,000倍液を散布する方法などがあります。きれいな花を咲かせるためには大切な作業ですので、こまめにすみれの世話をすることが大切です。
花後の管理: 花後の作業は、来年きれいな花を咲かせるための大切な準備作業です。花後は、水はけの良い土に植え替えが必要です。鉢からすみれを抜き出し、古い土を全部捨てて、古い根、病気の根を切り捨てます。鉢植えは、前の鉢より少し大きめの鉢に、植え替えます。鉢植え後は、1週間程度は日差しを避けて活着を待ちます。
夏 Summer
置き場所: 夏の暖かい日差しを避けるため、寒冷紗をかけてやるか木陰にすみれを移動して、直接夏の暑い日差しに当てないことが必要です。
水やり: 朝の涼しい時間か、夕方たっぷりと水をやります。普通は、1日1・2回水やりをしますが、土が蒸れたりしてすみれを弱らせないように気を付けます。肥料は根枯れの原因にもなるので与えないようにします。
病害虫: ナメクジやアブラムシ、ハダニなどの駆除が必要です。
秋 Autumu
置き場所: 夏の暑さが終わり、涼しくなり閉鎖花が出来始めてきたら、春置いた場所と同じ、日当たりの良く風通しの良い場所に移し替えます。
水やり: 2日に1回程度、表面が乾いたらたっぷりと水をやります。
肥料: 液肥を週1・2回水代わりに与えます。来春、きれいな花を咲かせるため肥料管理は大切な作業です。
病害虫: アブラムシやハダニなどが発生したら、すぐに駆除します。また、ソウカ病などの菌の活性化を押さえるため、ダイセンなどの薬剤をこまめに散布し処理します。
冬 Winter
置き場所: 葉の枯れたすみれから、直射日光の当たらない一日の温度変化が少ない場所に移動するようにします。
水やり: 1週間に1・2回位の割合で、土の表面が乾いたら水を与えるようにします。
肥料: 休憩中のため与えないようにします。
病害虫: 害虫が越冬状態にならないように駆除します。
手入れ: 枯れた葉は取り除きます。また、凍らない場所で管理します。
すみれグッズ

 

白井鐵造記念館

すみれの花咲く頃
 レビューとしても傑作であり、見事な成果を見せたものは、「モン・パリ」から三年遅れて上 演きれた白井鐵造の「パリゼット」である。  白井鐵造は、「モン・パリ」上演の翌年秋アメリカ、フランスへ留学し、昭和5年に帰国したが、その年の8月いっぱい宝塚大劇場で「パリ ゼット」を上演して絶賛をあぴた。この作品は遥かに「モン・パリ」を抜くもので、白井鐵造の才能を遺憾なく発揮したものであった。  もともと白井鐵造は、岸田辰弥の助手をしており、「モン・パリ」でもダンスの振付はすペて彼がやっている。日本で姑めてというラインダ ンスも、岸田辰弥が示した一枚の写真で振付た。白井鐵造はその後も素晴らしい作品を次々に示し、東京でも確固たるファンを獲得した。そして、宝塚歌劇を認識させ、常灯 小屋の東京宝塚劇場の建設を促したほどの大きな功績者である。 「パリゼット」で忘れられないのは、今日、宝塚劇団の団歌のようになっており、宝塚といえばこの唄というふうになり、宝塚と切っても切れない緑にあ る唄「すみれの花咲く頃」が、このレビューの主題歌として用いられたことである。 この「すみれの…」は、もともとウィーンの唄で1929年のものである。原題は「白いリラの花が再び咲く頃」というので日本では「すみれの‥・」として宝 塚の唄になりこほとんど不滅のものとなった。「春、春、白いリラの花が再び咲く五月、恋を語ろう」といったようなものだ。白井鐵造がこの唄をパリで聞い て気に入り、リラでは日本に馴染み薄いので、すみれにしようといったわけで、現在のものができた。もちろん白井鐵造の歌詞である。(略)        

葦原英了 一文芸春秋・昭和51年1月号−

白井鐵造

白井鐵造 (1900-1983)

白井鐵造記念館

白井鐵造記念館

記念館収蔵品

●白井先生愛用品…117点

グランドピアノ、書斎机、ステレオ、背広、その他机上愛用品など ●宝塚関係資料…451点 脚本原稿(金鱗記、忘れじの歌、白蛇伝、トウランドット、スペードの女王)、 葉書(一三翁から白井先生へ・昭和5年帰国挨拶状ほか)、図書(宝塚と私・歌劇・脚本集・楽譜集ほか)、楽譜(PARISETTEほか)歌集(LOVEPALADE)、写真(アルバムから)、ポスター、絵本

◆その他…31点

犬居尋常高等小学校の卒業証書など、春野町名誉町民時挨拶状、勲記

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